① ソフトウェア開発事業
建設会社向けのソフトウェアの開発事業を行っています。特に,SaaS型のソフトウェアの開発に注力しています。ソフトウェアの内部には,生成モデルや機械学習モデルを組み込むことで,建設会社の業務支援を行うソフトウェアを開発しています。
② 共同・受託システム開発業務とその運用
建設会社向けのインフラメンテナンス用のシステムの開発を行っています。システム内部では独自のアルゴリズムを開発することで,高精度なメンテナンス用の開発を行っています。大学とも連携・ライセンス契約することで,研究から開発・事業への運用までシームレスに行えます。代表的な成功事例として,福田道路株式会社とのマルチファインアイ2.0の共同研究開発があります。マルチファインアイ2.0は2025年4月に結果が公開された国土交通省カタログ試験走行において,わだち掘れ・IRIの解析精度の全ての項目で80~90%もしくは90%~100%を達成しております。
③ 高精度写真測量
汎用型ドローンを用いて,高精度写真測量を行います.複雑形状物を対象とした高精度写真測量(平均誤差1cm程度・最大誤差5cm未満:出来形測量要求精度)や,工期を考慮した迅速な写真測量を行うことで,ご依頼会社様からご満足いただけるように写真測量業務を行います.
1)高精度写真測量の業務を弊社で一括実施できます.また,ご依頼会社様とドローンの写真撮影の高精度化ノウハウをご共有することで,お持ちのドローンで撮影した写真を貸与して頂き,弊社において高精度3次元点群データセットを低コストで作成する業務分担もできます.


2)高速写真測量については,弊社担当者が現場に赴くことで,弊社が撮影した写真もしくは撮影写真をご提供いただくことで即時に解析を始められるような工程を準備しています.この工程を踏まえることで,該当箇所の工期を数日間短縮いたします.
*写真測量の精度等でお困りの方もお問い合わせフォームよりご相談ください.
④ 数値計算モデルを用いた海岸域のシミュレーション支援
1) 波浪推算・土砂輸送数値計算モデルを用いて,波浪変形・海浜変形のシミュレーションを行います.これらの数値計算は商用利用可能なオープンソースモデルを用いて行います。弊社を創出した新潟大学海岸工学研究室では,研究論文の業績と官公庁からの研究委託の実績があります。弊社において部分委託を承りますので,是非ご相談ください。

2) 港の静穏度の算定を行います。官公庁の業務に対応したブシネスク方程式系を用いたモデルを用いて,波浪を個別解像できるモデルを用いた港の波浪の侵入に関する業務を承ります。
3)第3世代波浪推算モデルSWANを用いた沖合設計波高の算定を行います.他にも海域に関するシミュレーションの委託を承ります。
4)気象モデルWRF等を用いた解析支援を行います。これまでの10年間にわたる研究のノウハウから最適な物理パラメータを用いて,豪雨や極端気象解析を行います。